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  1. 目黒区議会 2021-02-09
    令和 3年都市環境委員会( 2月 9日)


    取得元: 目黒区議会公式サイト
    最終取得日: 2021-05-05
    令和 3年都市環境委員会( 2月 9日)                都市環境委員会 1 日    時 令和3年2月9日(火)          開会 午前 9時59分          散会 午前10時53分 2 場    所 第三委員会室 3 出席者    委員長   岩 崎 ふみひろ  副委員長  いその 弘 三      (8名)委  員  芋 川 ゆうき   委  員  西 村 ち ほ          委  員  西 崎 つばさ   委  員  山 宮 きよたか          委  員  たぞえ 麻 友   委  員  宮 澤 宏 行 4 欠席者      (0名) 5 出席説明員  中 澤 都市整備部長      髙 橋 みどり土木政策課長
         (7名)(街づくり推進部長          渡 邊 道路公園サービス課長  小 林 地区整備課長          清 水 環境清掃部長      金 元 環境保全課長          榊 原 清掃リサイクル課長 6 区議会事務局 明 石 議事・調査係長      (1名) 7 議    題 都市計画都市整備環境保全清掃事業及びリサイクル等について   【報告事項】   (1)令和2年度「めぐろサクラ再生プロジェクト」の取組状況について                                   (資料あり)   (2)令和2年度エコ・チャレンジ顕彰の被顕彰者について     (資料あり)   【情報提供】   (1)東京音楽大学における第61回BCS賞の受賞について    (資料あり)   (2)運輸安全委員会から提供された情報を踏まえた対応について  (資料あり)   【その他】   (1)次回の委員会開催について ───────────────────────────────────────── ○岩崎委員長  おはようございます。  ただいまから都市環境委員会を開会します。  本日の署名委員は、いその副委員長山宮委員にお願いします。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――報告事項】(1)令和2年度「めぐろサクラ再生プロジェクト」の取組状況について ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――岩崎委員長  では、報告事項に入ります。  (1)令和2年度「めぐろサクラ再生プロジェクト」の取組状況について、説明を受けます。 ○髙橋みどり土木政策課長  令和2年度「めぐろサクラ再生プロジェクト」の取組状況についての御報告でございます。  項番の1ですけれども、平成26年3月に「目黒サクラ基金」を設立いたしまして、保全事業に取り組んできているところでございます。これまで寄附金ですけれども、1,019件、4,501万8,905円の御寄附をいただいているところでございます。  項番の2です。令和2年度の取組状況でございます。  まず、(1)樹木診断ですけれども、樹木医による樹木診断により、個々の桜の状態を把握してございます。外観診断精密診断がございまして、記載の外観診断については223本、精密診断については57本実施いたしました。  (2)のサクラ再生実行計画の作成ですけれども、今年は駒場野公園九品仏緑道において実施してございます。桜の樹木診断結果を基に、樹木医の見識、地域住民の方の意見を取り入れながら、作成してございます。なお、今回は新型コロナ感染対策として、3密を避けるために屋外での現地調査会、またニュースレターによって意見募集実施いたしました。  アの駒場野公園サクラ再生実行計画の概要ですけれども、駒場野公園は開園から34年が経過してございまして、衰えの目立つ木が増えている状況でございます。樹勢が健全な桜については保全していきますけれども、倒木の危険、また枯れ枝などが生じるものにつきましては、撤去しまして、順次植え替えを進めてまいります。多様な桜の景観を後世に伝えていくということで実施してまいります。詳細については、この表のとおりでございます。  裏面を御覧いただきたいと思います。  イで九品仏緑道サクラ再生実行計画です。九品仏緑道については、暗渠上に整備されているということで、根の張る範囲が狭いということで、ソメイヨシノのような大型の桜の生育環境には適していない状況でございます。  こちらにつきましても、倒木危険性がある木につきましては伐採を進めますけれども、健全な桜については保全いたしまして、伐採で植え替えが必要になったものについては、順次小型品種に植え替えを進めて、緑道の安全な歩行空間桜並木保全に努めてまいります。  (3)のサクラ保全工事です。伐採抜根、植え替え実施してございまして、伐採については12本、抜根4本、植え替えが、立会川緑道に3本、呑川柿の木坂支流緑道に1本、菅刈公園で1本、田向円融寺通りで2本を実施してございます。  項番の3、サクラ保全事業報告会です。  この3月14日に実施を予定してございます。今回は、会議室等は使わずに、駒場野公園屋外実施を予定してございます。実施内容ですけれども、今年度のサクラ保全事業報告と、樹木医による桜守活動の紹介などを実施する予定です。  周知方法につきましては、事前申込制の定員20名として実施を予定してございまして、めぐろ区報の2月25日号、区ホームページで周知を図ってまいります。また、サクラ基金寄附者及び現地調査会に参加していただいた方には、個別に郵送で実施します。また、駒場野公園九品仏緑道現地に掲示してまいりたいと考えてございます。  3ページ目になりますけれども、サクラ再生実行計画案内図です。  これまで平成28年から順次進めてきてございまして、今年度は、丸囲みでございますけれども、駒場野公園九品仏緑道実施いたしました。  別紙、参考資料です。  こちらが保全事業報告ということで、報告会で使用するパンフレットになってございます。内容は後ほど御覧いただければと思います。  説明は以上でございます。 ○岩崎委員長  説明が終わりましたので、質疑を受けます。 ○芋川委員  ちょっと整理をしたいんですけども、このサクラ再生実行計画、こういった形で案内図も示していただいているんですが、地域区民宅にある保存樹とかと、そういった内容との関わりがあるのかどうかも改めて、そこの関係性も知りたいんですが、お願いいたします。 ○髙橋みどり土木政策課長  この「めぐろサクラ再生プロジェクト」の対象としているのは、公園緑道道路緑地等、区のほうで管理している桜を対象としてございます。今現在、約2,200本あるということです。民地の桜については、保存樹として指定させていただいているものがありますけれども、それはこの事業には対象とはしてございません。  以上でございます。 ○岩崎委員長  ほかにありますか。 ○西崎委員  確認程度ということなんですけれども、このサクラ再生プロジェクトの中で、今年度、第2クールに入ったみたいな、樹木診断を新たにやったということだと思うんですけれども、この資料のほうを見ると、過去4年間で診断から保全工事再生計画とぐるっとやってきて、今回また樹木診断が始まって、過去4年間と同じようにまたぐるっとやっていくようなものになるのか、今後の見通し的な部分を少しちょっと確認させていただきたいと思います。  以上です。 ○髙橋みどり土木政策課長  桜につきましては、ソメイヨシノについては、大体、寿命が60年というような言われ方をしております。ほとんどの桜が60年に近づいている現状がありますので、また倒木等も実際発生してございます。そういった背景もありますので、樹木診断については引き続き実施していきたいというふうに思ってございます。  今回、目黒川の樹木診断、5年目になるんですけども、2回目を実施しました。そこの中で、やはり目黒川の桜も大分弱ってございまして、当初、A診断だと、健全度がいいという判断がほとんどだったんですけれども、今回を見ますと、かなりやはり衰えが、目黒川で155本今回やったんですけども、そのうちA判定が1本しかなかったということで、ほとんど次の段階、次のステップに入ってきてしまっているということで、保全の仕方も含めて、今後少し具体的に検討を進めないとということで今考えているところでございます。  以上でございます。 ○西崎委員  ということは、多分今の御答弁をなぞるようなことだと思うんですけど、つまり以前から診断しているものが、もう一度診断してみたら、どんどんどんどん弱ってきているので、継続的に診断もしなきゃいけないし、保全もしていかなければならないので、そういう意味で継続的にやっていく必要があると、一応その確認だけ、最後お願いします。 ○髙橋みどり土木政策課長  今お話しいただいたとおりでございまして、目黒の桜の風景を後世に伝えていくために取組を強化していきたいというふうに考えてございます。  以上でございます。 ○岩崎委員長  ほかに。 ○たぞえ委員  私は、桜は日本全国どこにでもあるので、目黒の花だとはあまり思ってないんですけども、基本構想の中でも、将来像の中に「さくら咲き」ってなぜか突如入ってきたので、桜押しをしてくんだなっていうのは理解してるんですけど、再生プロジェクトっていう名のとおり、維持をしていくっていう、維持ですよね。将来像っていう大事なものに入れていく花を増やすとか、例えば目黒の、桜って種類いっぱいあるので、特段珍しいものを植えるとか、維持じゃなくて、さらにバージョンアップって考えてないんですか。 ○髙橋みどり土木政策課長  今回のサクラ再生実行計画もそうなんですけども、基本的に地域の方とお話をしながら、どういったものを植えていったらいいかということで御相談させていただいてます。それで、駒場野公園は、昔からいろんな桜を植えてまして、今回のサクラ再生実行計画の中でも、春だけじゃなくて、秋も楽しめるものということで、10月桜も入れるような計画として今つくってございます。  地域ごとにやはり特性がありますので、九品仏川については、先ほど申し上げましたように、川の上に狭いとこに桜を植えてくということで、大型じゃなくて、小型品種を選んで植えてくというような形で、それぞれ特徴を捉えながら、再生を目指していくということで取組を進めてまいります。  以上でございます。 ○たぞえ委員  種類については、多様に選定していただいてることが分かりました。例えばなんですけど、最近ですと、私の家の近くで、せせらぎ公園って、桜を切るってことでお知らせをいただきました。そういったところは、その後、植樹をしてくんでしょうか。増やすわけじゃないんですよねっていうことが確認なんですけど。 ○髙橋みどり土木政策課長  実際、倒木の危険がある桜については、やはり安全性確保っていうことで、切らざるを得ないんですけども、その原因となってるのは、老齢化によるものなのか、または腐朽菌によるものなのか、また日照が当たらなくなっているのか、いろんな要因がございます。ですから、同じ場所に同じような木を植えるっていうのはなかなか難しいと。  ただ、空間を確保して、土壌改良して、近くに2本切ったら1本植えるとか、そんな形になろうかと思いますけれども、植え替えをしていくということで考えてございます。それはケース・バイ・ケースになるので、そこの場所で考えないといけないということでございます。せせらぎ公園については、ちょっとまだ植え替えの話まではいってないので、これから検討させていただきます。 ○たぞえ委員  今ある場所で例えば2本あって、切ったら、もしかしたら1本にしたほうが、その木がすくすく育つかもしれないっていうことで理解はしたんですけど、例えば今桜の木がない公園とかにも植えていくっていうか、だからシンボルとして使ってくんですよねって私がさっきから申し上げてるんですけど、だから桜の木を目黒の至るところに増やしてくっていうわけじゃないんですよねっていう確認です。 ○髙橋みどり土木政策課長  基本的には増やしていきたいっていう考えはありますけれども、ただ公園自体が今現在増えてない状況がありますので、例えば南の緑地公園、新しく造りましたけども、そういうときにはシダレザクラを入れるとか、そういったそれぞれ公園を増やすことによって、桜も増やすような取組をしてございます。そのほか、開発行為とか、そういったことで提供公園もありますので、極力そういったときには使っていきたいというふうに考えております。 ○岩崎委員長  ほかにありますか。 ○山宮委員  緑道ですね、2ページのイで、九品仏緑道サクラ実行計画目黒緑道が多いですから、呑川とか、立会川とかね。ここにも書いてあるとおり、緑道の安全な歩行空間確保桜並木保全に努めていくということで、様々ソメイヨシノ大型な桜だから、生育環境が適してないので、土壌をしっかりやりながら、さっきお話があった2本やったら、1本そこにやってくっていう形であって、今、うちの地元呑川緑道もそういうふうにやってくださってるんですけども、やっぱり根が切ってあったまま、ある程度日数を置かないと、何ていうんですか、土壌改良できないというお話地域説明会で、去年、おととしだったかな、あったので、あっ、そうなんだと思ってたんですけど、今、たぞえ委員の話を聞いてると、いわゆる本数が必然的に計算的に見れば、今、呑川緑道立会川緑道に咲いている桜は、基本的に本数は減っていくっていう認識でいいんですよね。  あと、もう一つは、土壌改良にはどれぐらいかかるのか。緑道って、結構やっぱり暗渠になってるから、土がある部分が七、八十センチぐらいしかないというような、以前お話を聞かせていただいたんですけども、その土自体っていうのは、ある程度やっぱり新しいものを入れながら、何ていうんですか、改善していくのか、それともあるものを、例えば薬だとか、何だとかやりながら改良してくのか、その辺の手法について、考え方と期間を二つ教えてください。  以上です。 ○髙橋みどり土木政策課長  今おっしゃっていただいたとおり、なかなか同じ場所には植えられないので、2本あったら1本にしていくとか、また木についても、ソメイヨシノっていう大型ではなくて、もう少し小型のコヒガンであるとか、そういったものを使っていくということです。  切ったやつについては、まずは伐採ということで、例えば1メートルぐらい上のほうで切って、しばらく置いておく形を取ってます。そこで土を安定させて、翌年ぐらいに抜根しているという作業になります。そのときに、一緒土壌改良もする場合もありますけども、基本的には植え替えるときに土壌改良していくということになりますけども、土壌改良現地状況にもよりますけれども、腐朽菌とか入ってる場合については、やはり入替えをする必要が出てきます。そのボリュームについては、その場所によって変わりますけれども、基本的には根鉢がうまく取れるような形で入替えをしていく、ということで考えてございます。  また、踏み固められて、固まってしまってる場合もあるんですけども、そういった場合は、エアレーションっていって、空気を入れるような形で、根が息ができるような形の手当てをしてあげるというような手法も併せて取り入れながらやっていくということで考えてございます。 ○山宮委員  ありがとうございます。分かりました。もう一つ、またポイントは、ソメイヨシノが植えられてた期間、やっぱり大木なんで、根がすごく横に張っていて、道路が隆起していると。特に具体的にいうならば、都立大学駅の緑道については、根が大分すごく張ってきているので、がたがたしてんですね、駅に近い自転車置場ところですけれども、関根橋とこかな。  そういったところの部分では、非常に緑道フェンスっていうのかな、あれが傾いちゃうぐらい根がすごく強く伸びている部分、そういった改良と併せて、いろんなとこに支障ができている根っこの処理だとか、その辺の整備のやっぱりもう一回やり直す部分っていうのは、どういうふうにこれは併せてやっていくのかなっていうのを確認したいと思います。  以上です。 ○髙橋みどり土木政策課長  御指摘のとおりでございまして、私どもも大変心配しているんですけども、基本的に維持関係で、道路公園サービス事務所のほうで、壁が倒れてきてて、フェンス一緒になって倒れてしまってて、通行の支障になりかねないような部分もありますので、そういうのは計画的に今取り替え、修繕をしていってるところです。  今年、去年ぐらいから、世田谷の区境のほうから少し整備をしてきてますので、そのとき柵ではなくて、ロープ柵みたいなのを併せて使って、柔軟性を持たせた形で今整備をしてきてございます。限られた予算ですけれども、なるべく危ないところから改良していこうということで、取組は進めてきてございます。  以上でございます。 ○山宮委員  ある意味緑道の柵ですとか、道路に影響が出てる部分の話なんですが、やっぱり地域住民の方、都立大学駅周辺の商店街の方や住民方々が常におっしゃってるのは、サクラプロジェクトが進んでるのも理解してるし、地域の話合いにも参加してるので、経過は分かってるんですが、やはり話し合ってからもう四、五年近くたっていく中で、凸凹道路がなかなか改善されてないという部分と、どんどんフェンスが傾き始めてる部分があって、非常に心配されています。  地震があったときは、いつもあそこが不安なんだというふうに言ってらっしゃる、住んでらっしゃる方もいるぐらいですから、そういった部分では、せっかく「目黒サクラ基金」でこれだけの思いがあって、そういう思いを持って、基金された方々もいらっしゃいますので、ある意味そういった計画的な部分とか、今こういう部分懸案事項、課題については精査しながら取り組んでいくよとか、一つやっぱりメッセージを発信しないと、いつまでこんな状態なのか、何やってんだというお声がやっぱり上がってきてますので、その辺も含めて、アピールしていただきたいなと。  もう一つは、サクラ基金の使い方を、もう少しはっきりと伝えていただくことが大事だと思います。もっともっとそういう思いを持ってらっしゃる方はいらっしゃると思いますし、やっぱり桜の木を目黒のシンボリック化していくという部分では、その辺に心をやっぱり乗せていけるような発信力っていうのは大事なのかなと思いますので、その2点お願いします。 ○中澤都市整備部長  委員おっしゃるとおりでございまして、私ども実は今回、実施計画公園等改良ということで、緑道等も含めて入れておりますけども、来年度予算、私ども上げた道路公園等改良は、全てカットされまして、今回予算としてはないということで今やってます。ですので、維持しかないという状況でございます。これはこういう緊急の関係コロナの対策とか、必要なもの、そういうものがありますので。  ただ、1点、やはり今おっしゃるような危ない危険なところもございますので、私どもちょっとアピールが足らなかったのかなということで今反省もしております、都市整備部としては。ですので、ぜひ今後とも委員方々も含めまして、皆様、地域の声をぜひ再度私ども聞いて、取組を進めていきたいと思っておりますので、まず大事なことは安全・安心でございますので、実は実施計画通学路、裏通りの整備もカットされまして、復活予算で入れてもらいました。300万円でございましたけども、それでもやらなきゃいけないということでございます。  ですので、私どもやっぱりもうちょっとその辺の声、あるいは整理委員からおっしゃいましたようなことをまとめて、もっとアピールして、なおかつ今あるお金でとにかく安全で安心な環境をつくっていきたいと思っておりますので、今年の3月には防災センター道路公園サービス課が行きまして、来年度の4月からは道路公園サービス事務所となりますので、改めてまた体制の強化、効率的な、効果的な維持管理体制を進めてまいりたいと存じます。  以上でございます。 ○岩崎委員長  ほかにありますか。 ○宮澤委員  今もう山宮委員がほとんどお話しいただいたんですけど、私も都立大学山宮委員と同じところの地元なんで、全く根っこのほうの問題です。だから、桜は保全していただいて、やっていくのは十分分かってるんですけど、ここの駒沢支流自由通りに向かってとか、柿の木坂の支流の特に緑道になってるところっていうのは、緑道、あそこを暗渠にして、上を快適にちょっと歩いていただくというような形で造ってるんだと思うんですよ。  だから、そこの部分で桜を植え替えをしたり、様々根っこがどういうふうに生えてくのかって、全てを想定することはできないのかもしれないですけども、桜の時期っていうのは大体1年のうちで限られてますよね、2週間とか、3週間とか。そのときに目黒シンボルとして、本当に桜きれいだなと見ていただくことは、地域住民の方にとっても、何か希望が持てるようなことだし、特に都立大学ところでも、最近っていいますか、コロナにもいろいろありますけども、何かいろんな地図を持って、多分、地域住民じゃないような方がふらふらしてたり、おいでいただいて、見てる。  外国の方もいらっしゃるっていうことで、もしかしたらちょっと観光までいかないですけど、そういうところにも寄与してるのかなって、うれしい部分もあるんですけども、その時期が過ぎた後の1年を通してで、それで私も結構、山宮委員もそうだと思うんですけど、高齢者の方が緑道を歩いてると、よくこけるんですよ、本当によくこける、道路がぼこってなってて。私も実際に夜、歩いてみたら、こけますよ。普通に歩いてて、根っこがぼこって出てたりするんで。  やっぱりこの辺のことを、安全・安心、先ほど部長答弁で最終的には安全・安心っていうことですけども、はっきり言っちゃうと、桜を一時期見る楽しみよりも、ふだんの歩行の夜帰ってきて、サラリーマンの人とか、OLの人がハイヒールでこけてる。そういう姿も見たことがあるんで、やっぱりこれはどうにかしていかなくちゃならない。そこの部分を一番に考えていただいた上での再生計画保全計画っていうものをしっかり立てていただきたいと思うんですけど、だから何かそういうぽこって出たところに関しては、違う装飾をして、注意喚起をするとか、何かそういうようなことをやっぱり真剣に考えていただきたいと思いますけども、いかがでしょうか。 ○髙橋みどり土木政策課長  今、御指摘いただいた緑道の中の根の根張りが飛び出してたりとか、ブロックが倒れたりというような状況については把握しているところでございます。なかなか桜だけ考えますと、出てきた根っこを覆ってしまうとなると、根が息ができなくなってしまって、本体自体が枯れてしまうということもあります。そういったこともあるので、なかなか手当てが難しいところもあるんですけれども、やはり今御指摘いただいたように、歩いていて歩行者の方が転倒してしまうということは本末転倒なので、そこについてはもう一回点検しまして、安全に通行できるようにしていきたいというふうに考えてございます。  また、ふだんの維持だけではなかなか対応し切れない部分も、そういうステージに来てますので、私どもとしても次のステップ、来年度の実施計画の改定とかにも併せまして、どういったことができるかはちょっと検討させていただきたいというふうに思います。  以上でございます。 ○宮澤委員  我々議会側からもしっかりとお話しさせていただきたいと思うんですけど、先ほどたぞえ委員山宮委員も言ってたと思うんですけど、桜が目黒の中のシンボリックな形で桜を押していくんだっていうところを、基本構想のトップにも上がってるっていう話ですので、やっぱり保全していきながら、生活環境根っこの問題っていうのは、当然かぶせると、桜が枯れちゃうとか、いろんな事象があるんでしょうけども、その辺を桜を押していくんだったら、それに対する安全の部分を考えた上で、予算を削られたっていうお話ですけど、ぜひ予算をどこかで、補正ででも組んでいただいて、議会側からもしっかりバックアップさせていただきたいと思いますんで、まず歩行者っていうか、生活者の安全・安心、それを第一に考えていただきたいと思いますんで、よろしくお願いします。いかがでしょうか。 ○中澤都市整備部長  今おっしゃるとおりで、いろんな方法はあるんですけども、本当に一時期は根の上部を削って、防腐剤を塗って、段差をやったという手法もあったんですが、なかなか木がかわいそうだとかいう御指摘もあったので、いろいろと今は御相談しながらやってるとこでございます。  本当に委員おっしゃるように、私どもただ桜をどんどん増やすっていうイメージではなくて、保全してく、維持してくイメージを私は持ってます。今の量は、はっきりいって多い状況です。呑川もそうですし、立会川もそうですけども、植え過ぎて間隔が非常に狭くて、何ていうんですかね、息できない状況なんですね、桜が。だから、やっぱり少し今のサクラ再生実行計画っていうのは、息できるような空間で再生していきましょうということですので、別に本数にはこだわってなくて、やはり木の質にこだわって、目黒の桜はきれいだよと、それが私、基本構想なのかな。  だから、桜ばっかり植えてくってことではございません。要は地域の方の意見を聞きながら、当然いろんなシンボルのツリーを植えたりとか、それはしてきますけども、声が大きいのは桜が大きいですけども、ただ桜はおっしゃるように瞬間ですので、おっしゃったようなことで、私どもトータルで桜の再生と、あるいは維持改良とか、そういうのも含めて、ちょっと大きい声を今上げてるんですが、まだまだちっちゃいので、頑張っていきたいと思いますので、ぜひその際はよろしくどうぞお願いいたします。
     以上でございます。 ○西村委員  伐採抜根の数についてお伺いしたいんですけども、これは伐採抜根は、延べの本数であって、例えばそれぞれを足した数が今まで倒した数ではなくて、伐採した後に抜根したという感じの数の数え方でいいのかお伺いしたいと思います。  それで、今、計算すると、伐採抜根、ざっと合わせてしまうと100本以上になっていて、例えば伐採した後に抜根で1本、1本と数えるんだったら、多分少なくはなるんですけれども、6年間で植え替えが19本になっていて、このペースで桜って、どんどん減ってしまうんじゃないかっていう感じがあるんですけれども、植え替えのペースについてお伺いしたいのと、あと予算がなかなか大変だっていうのは分かるんですけども、1本の植え替え予算場所とか、品種にもよるんですけれども、そういったイメージというか、どれぐらい1本につきとか、何メートルにつきとかあれば、教えていただきたいと思います。 ○髙橋みどり土木政策課長  伐採抜根の捉え方は、今、委員御指摘のとおり、まず伐採しまして、その後、同じ木っていうことではなくて、前年切ったやつを抜根してるというのが基本になります。  桜の植える間隔なんですけれども、先ほど部長からもお話ししたとおり、今、桜の植えてる間隔がすごい狭いんですね。目黒川ですと6メートル間隔で植えてます。ソメイヨシノですと、やはり枝が両側に伸びますので、最低でも10メートルはないと、その木が健全に育たないというふうに言われております。今回、例えば今、九品仏緑道で提案してるのは、ソメイヨシノっていうことではなく、もう少し小ぶりにしましょうと。また、枝葉も民地に飛び出さないような形で管理していきましょうという話になってございます。  その辺を見ながら、あとは先ほど言われた根の問題もありますので、植樹帯を少し多めに取ろうというような提案を今回いただいてます。そういったことをしながらやっていきたいというふうに考えてます。ですから、基本、木の種類にもよりますけど、大体10メートル前後ぐらいの間隔にはなってくるかなというふうには思ってございます。  以上でございます。  植え替えの金額でよかったですか。植え替えまでいきますと、大体1本で100万円ぐらいっていう目安です。 ○西村委員  すごいやっぱり大変な金額になるなと思います。今、区内に2,200本ということで、これはもう植え替えを始めているので、それからだんだんということなんですけれども、2,200本全部を植え替えだったり、保全していくという中で、先ほども申し上げましたけど、間に合っていくのか、そのうちに植えたりとか、植え替える、新しい桜に変えていくというスピードに、駄目になってしまって、危なくなる木が増えてってしまうんじゃないかと思うんですけども、そこについてはどのように判断というか、認識をされていますでしょうか。 ○髙橋みどり土木政策課長  植え替えの考え方なんですけれども、基本的には今ある桜をなるべく保全していきたいというふうに考えてございます。そこで、先ほど申し上げましたけど、樹木診断を継続的に続けているわけですけれども、やはり5年前で測ったものよりも、大分悪くなってきているということは、今のままの手当てだと、老齢化してしまう、樹勢が低下してしまうということになりますけれども、そこに保全手法をもう少し具体的に施肥をするとか、エアレーションするとか、その場所場所でやり方を考えながらやっていこうということで、今これから検討することにしてございます。  そういったことも踏まえながら、植え替えはなるべく最小限でやっていきたいというふうに思っているところです。緑道とかは、やはり根の問題とかもあって、かなり危険な状況もあるので、伐採する必要もありますけど、例えば大きな公園ですと、ある程度余裕が出ますので、そういう場所場所で検討していきたいというふうに思ってございます。基本的には、倒木の危険が迫ったものについて伐採するということの考え方でございます。  以上でございます。 ○西村委員  先ほど目黒川がA判定が1本になってしまったというお話があったんですけれども、もう少し詳しく5年でどれぐらい変わってしまったのかということを、サンプル的な感じでお教えいただきたいんですが。 ○髙橋みどり土木政策課長  今年度の本数がやっと出てきまして、集計している最中なんですけれども、5年前、平成27年に目黒川の桜、約800本を診断してございまして、そのときにはA判定が706本でございました。約9割がA判定ということで、健全だという判断をしてございました。そのときにD判定になってたのが4本ということで、0.5%だったんですけれども、D判定が倒木の危険があるということで、伐採対象になってくるというものでございます。  その後、やはり5年の間にも、枯れ枝が発生したりとか、倒木の危険があるということで切ったものもあるんですけれども、今回、そこの中で全体を全部調査することができなかったんですけれども、大橋の上流のほうから少し調査をしてございます。155本が調査対象となってございまして、今回はA判定がそのうちの1本、0.6%に低下している。B判定が84本ということで、前回が5.9%でしたので、A判定からB判定、1ランク落ちてきてるという状況でございます。  この辺はちょっと今、これ速報値ですので、今、樹木医さんのほうでこの辺の診断の結果について考察もいただくこととしてございます。そういったことを踏まえながら、保全計画を立てていきたいというふうに考えてございます。  以上でございます。 ○岩崎委員長  ほかにありますか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○岩崎委員長  ないようですので、報告事項(1)を終わります。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――報告事項】(2)令和2年度エコ・チャレンジ顕彰の被顕彰者について ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――岩崎委員長  では、報告事項(2)令和2年度エコ・チャレンジ顕彰の被顕彰者について、報告を受けます。 ○金元環境保全課長  それでは、令和2年度エコ・チャレンジ顕彰の被顕彰者について御報告いたします。  1の概要でございます。  エコ・チャレンジ顕彰は、省エネ・省資源、ごみ減量・リサイクル、グリーン購入などの環境負荷の低減や環境保全への取組を行っている区民、事業者、団体等を顕彰することで、地域における環境保全への取組意欲を高め、環境と共生するまちづくりの一層の推進を図ることを目的とし、平成13年度から実施している事業でございます。  令和元年度までに57人の区民、54の団体、14の事業者を顕彰しております。  2の令和2年度の被顕彰者でございます。  2団体になりますが、まず一つ目が、特定非営利活動法人365ブンノイチでございます。こちらは落書きをされた壁面や建造物に新たな装飾を施し、まちの環境美化を推進する活動を行っている団体でございます。  平成31年3月から令和元年7月にかけまして、ちょうど東急東横線で中目黒駅から代官山駅の間の車窓から見える位置にございますが、駒沢通り壁面にされていた落書きを消した上で、地域住民の皆様とも協力して、アート作品を制作されました。この取組は、中目黒駅周辺街づくり協議会においても、地域での環境美化の取組として認識されておりまして、今回の顕彰についても当協議会へ情報提供すると伺っております。  また、令和2年11月には上目黒一丁目のマンションの敷地内にされていた落書きを消去し、同様のアート作品を制作されました。  写真のキャラクターは、全ての縁の下の力持ちさんに感謝しますというコンセプトから、「エンノシターズ」と命名されてるとのことでございます。  壁や建物にされた落書きを消去した上で、アート作品を描き、落書きを防止するだけでなく、まちのシンボルとなるものを制作したこと、また活動を通じて地域住民や企業と連携して、地域環境美化推進の機運を醸成したことを高く評価し、エコ・チャレンジ顕彰に決定したものでございます。  次に、2番目、特定非営利活動法人青松の会おおぞらでございます。こちらは障害のある方に対して、企業や自治体等からの受注や自主作品の生産作業を行う活動の場を提供することで、地域社会の中での自立や就労を目指した社会参加ができるよう支援を行っている団体でございます。  昨年7月からレジ袋が有料化となったことから、これをプラスチック削減の好機と捉え、区民の皆様が使い捨て型のライフスタイルを見直すきっかけとなるよう、オリジナルのエコバッグを一つ一つ手作りで作成されました。持ち帰り弁当が入るよう、マチを広く取った市販品にはないサイズ、汎用性が高いA4サイズ、絞り染めの一点物であることなど、様々な工夫が凝らされております。既に200個以上の売上げを確認するなど、好評をいただいておりまして、エコバッグの普及にも貢献いただいております。総合庁舎1階の売店で一つ500円で販売しておりますので、委員の皆様にもお立ち寄りいただければと存じます。  オリジナルバッグということで、障害のある方の個性や能力を広くアピールするとともに、身の回りにある使い捨てのワンウエー製品を削減し、使い捨てのライフスタイルを見直すきっかけとなったことを高く評価し、エコ・チャレンジ顕彰に決定したものでございます。  3の顕彰式でございます。  当初は2月上旬に予定しておりましたが、新型コロナウイルス感染症に係る緊急事態宣言が発出されたことから、この宣言期間中の顕彰式の開催を見送ることとしております。顕彰式では、区長から感謝状贈呈、その後、懇談を予定してございます。日程については、今後の状況を踏まえて調整中でございます。  4の区民への周知方法については、記載のとおりでございます。  5の過去の被顕彰者一覧については、直近3年間の被顕彰者を記載してございます。  最後に、参考として、選定基準を記載しておりますので、こちらは後ほど御確認いただければと存じます。  私からの説明は以上でございます。 ○岩崎委員長  説明が終わりましたので、質疑を受けます。 ○西崎委員  1点だけ、今回の被顕彰者のエンノシターズの365ブンノイチさんのほうなんですけど、アート作品のほうで、地域住民や企業と連携しとあるんですけれども、どういうような連携なのか、例えばアートに住民の方に関わっていただく、企業の方に関わっていただくということなのか、それとも例えば一定御支援をしていただいてるとか、どういうような連携がされているのかなというところをちょっと教えていただければと思います。  以上です。 ○清水環境清掃部長  この事業というか、皆さんやられたとき、私が街づくり推進部長のときにやっておりますので、ちょっと私からもお答えさせていただきますけれども、例えば企業ですと、区内の企業の方から、これをやるためのお金も少し出していただいたりとか、それから地域の皆さんに対しては、いついつ落書きを消すので、そのときに皆さん来てくださいとか、また絵を描くときにも、今度いついつ絵を描くので、どうぞ御参加くださいといったような形で、SNS等で発信とかしてるんですね。そういう形で目黒区民の皆様がこれに直接関われるような、そういう仕組みを取っていただいたものでございます。  以上です。 ○岩崎委員長  ほかにありますか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○岩崎委員長  ないようですので、報告事項(2)を終わります。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――情報提供】(1)東京音楽大学における第61回BCS賞の受賞について ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――岩崎委員長  次に、情報提供(1)東京音楽大学における第61回BCS賞の受賞について、説明を受けます。 ○小林地区整備課長  それでは、東京音楽大学における第61回BCS賞の受賞について情報提供いたします。  まず、東京音楽大学中目黒・代官山キャンパスにつきましては、昨年11月の当委員会において、2020年度グッドデザイン賞の受賞について情報提供したところでございます。  お手元に配付いたしました資料は、同大学が昨年12月に第61回BCS賞を受賞し、本年1月26日に大学側が公式に発表した際の資料でございます。  まず、BCS賞につきましては、一般財団法人日本建設業連合会が主催しており、優秀な建築物を表彰することにより、良好な建築資産を創出し、文化の進展と環境保全に寄与することを目的とする活動でございます。  資料に記載はございませんが、このBCS賞を主催する日本建設業連合会とは、全国的に総合建設業を営む企業などを構成員とする団体でして、建設産業における諸問題の解決をはじめ、技術の進歩や建設産業の健全な発展を図り、国民生活と産業活動の充実に寄与することを目的とした活動を行っており、その一環として、優秀建築などに対する顕彰活動を行っております。  このBCS賞の選考に当たりましては、資料に記載のとおり、建築主と施工者などの協力関係を基盤とし、企画、設計、施工、環境、運用・維持管理の5項目をベースに総合評価して、受賞作品が決定されます。過去の主な受賞作品としましては、東京タワーや国立屋内総合競技場など、日本を代表する建築物が表彰されております。  昨年実施されました第61回では、75件の応募があり、選定過程を経て、東京音楽大学を含む15件の受賞作品が選ばれました。このたびの受賞に至った評価としましては、本キャンパスは代官山と中目黒との間の斜面に位置しており、キャンパスを貫く「音楽のみち」を区民の皆様にも開放することにより、教室などで展開する音楽活動をまちの中に溶け込ませているということが評価されております。  区といたしましては、区と都の共同事業である上目黒一丁目地区プロジェクトから始まり、様々な検討の中から東京音楽大学が開校するに至った結果、このたびBCS賞を受賞したことは非常に意義があると考えており、引き続き同大学の行う芸術文化の発信などについて進行確認を行いながら、連携したまちづくりの取組を展開してまいりたいと存じます。  私からの情報提供は以上でございます。 ○岩崎委員長  説明が終わりましたので、質疑を受けます。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○岩崎委員長  ないようですので、情報提供(1)を終わります。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――情報提供】(2)運輸安全委員会から提供された情報を踏まえた対応について ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――岩崎委員長  では、情報提供(2)運輸安全委員会から提供された情報を踏まえた対応について、説明を受けます。 ○金元環境保全課長  それでは、運輸安全委員会から提供された情報を踏まえた対応について御説明させていただきます。  本日の情報提供につきましては、羽田空港新飛行経路の運用に係る安全確保取組に関するものとして、国土交通省航空局首都圏空港課から区に情報提供があったため、本委員会の委員の皆様に情報提供するものでございます。  令和2年12月4日11時51分頃ですが、那覇空港発東京国際空港行きの日本航空904便、ボーイング777型機が、那覇空港の北約100キロメートルにおいて、左側のエンジンに不具合が発生したため、同空港に引き返す事態が発生し、到着後の点検で同エンジンのファンブレードやエンジン・カウル、カウルというのは覆いという意味ということですが、等に損傷が見られたとのことです。  本件は、航空法施行規則に定める重大インシデントに該当することから、運輸安全委員会による原因等の調査が行われました。この資料は、運輸安全委員会の調査を踏まえ、国土交通省の対応をまとメートル資料でございます。  まず、四角の枠内ですけど、ただいま申し上げた重大インシデントの要因として、エンジンのファンブレードに疲労破壊による損傷があったこと、これを踏まえ、安全性に万全を期すべく対応する旨が記載されてございます。  1の当該重大インシデントを受けた国土交通省の対応でございます。  (1)は、同型のエンジンに対するこれまでの対応です。  ①と②の点検の結果、損傷等の不具合は発見されませんでした。  ①は、事案発生当日、同じ型のエンジンを搭載する航空機を運航する国内航空会社に対し、翌日初便までにファンブレードの緊急目視点検を指示したこと。  ②は、エンジンメーカーからの技術的見解も踏まえ、国内航空会社に対し従来の点検・検査に加え、より点検頻度を引き上げた点検の強化を指示したことが記載されております。  (2)は、ほかの型式エンジンを搭載した航空機を運航する国内航空会社に対し、ファンブレードの詳細目視点検を指示したことが記載されております。  次に、2、他の型式エンジンに対する安全性の検証でございます。  (1)の内容ですが、国内航空会社が使用する他の型式エンジンのファンブレードについては、既に安全性確認しましたが、令和2年12月28日に運輸安全委員会から左側エンジンのファンブレードに疲労破壊による損傷が確認されたことから、①では、過去の重大事案に対しては、対策は実施済みであり、重大事案につながりかねない不具合はなかったこと、②では、さらに安全性に万全を期すため、国内航空会社が使用し、過去に重大事案が発生したファンブレードと同種の材料・構造を有するもののうち、飛行回数と飛行時間が多いものについて、従来の非破壊検査を大幅に前倒しし、今年3月末までに実施するよう1月29日に指示したこと。今後も安全性確認しながら、必要により、さらなる措置を行っていくことが記載されております。  裏面、(2)は検査指示の対象となった型式の表でございます。  なお、本資料については、国土交通省のホームページにプレス発表資料として掲載されてございます。  それから、先日、1月13日の本委員会で詳細は後日公開予定と情報提供いたしました第2回羽田空港新飛行経路の固定化回避に係る技術的方策検討会につきましては、国土交通省のホームページに当日の資料や議事概要が既に掲載されておりますので、後ほど御確認いただければと存じます。  私からの情報提供は以上でございます。 ○岩崎委員長  説明が終わりましたので、質疑を受けます。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○岩崎委員長  質疑はないようですので、情報提供(2)を終わります。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 【その他】(1)次回の委員会開催について ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――岩崎委員長  その他ですけれども、次回の委員会開催は2月26日金曜日10時からです。  これで今日の都市環境委員会を散会します。  お疲れさまでした。...